当社では、住宅や店舗など様々な建物の新築・増改築やリフォームなどの施工を行って参りましたが、社寺仏閣や指定文化財の建物の修繕や耐震工事なども行っております。 こちらでは、当社がこれまでに手掛けて参りました社寺仏閣、指定文化財の施工の一部をご紹介させていただきます。 左の写真は、田中城関連建物復元及び解体移築の一例(田中城本丸櫓と冠木門)です。 藤枝市西益津小学校近くの田中城下屋敷庭園跡内の関連建物の復元、解体移築、冠木門新設の工事を担当させていただきました。 |
第5回「冠木門」 最終回は入口の門についてご紹介します。 この門は、「表御門」の20分の1の縮尺で描かれた当時の図面をもとに復元されたものです。 <詳しくは、史跡田中城下屋敷 054-644-3345 まで> ぜひ、足を運んで実際にご覧になってみてはいかがですか。 |
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建て方の様子をアップしました。 ご近所の方が撮影してくださった 貴重な映像です。 |
着工前 | 施工中 | |
完成 | ||
古くなった縁を新しくしました。現況に合わせて、床と束には十分に自然乾燥させた欅材を、地貫と階段には桧材を使用しました。 |
こちらは教念寺様の耐震補強工事の様子です。(有)滝一級構造研究室の滝英規氏のご指導のもと、柱を支える基礎の補強から、床下、梁の補強工事を含め、長い年月と共に痛んでしまった部分の補修までトータル的な修繕工事をさせていただきました。 取り替えてしまう部分の建材は全て自社で加工し、新品部分だとわからないよう塗装も含め全て自社で施工させていただきました。 |
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パーゴラ着工前 | 復元建物、支柱・板塀改修前 |
20年程前に造られた「国史跡志太郡衙跡復元建物・遺構表示施設」が老朽化したために、古くなった木材を取替える等の整備工事を行いました。国の史跡ということで、材料や工法に制約がありましたが、無事に完了することが出来ました。 復元建物の材料は巾の広い杉赤身他国産の杉・桧の指定でしたので、県内では手配できず、県外から調達しました。 藤枝市へ、木材を長持ちさせるための処置を提案し、完成の運びとなりました。 近隣の皆様や青島北の学区で通学している生徒さんのご協力にあらためて感謝申し上げます。 |
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パーゴラ完成 | 復元建物、支柱・板塀改修完成 |
こちらは潮生館様の渡り階段補修施工になります。こちらも長い年月が経っていたため、木材の劣化や腐食が進んでいたため施工を承りました。 建物そのものの雰囲気などを壊さないよう素材にこだわり、安心して通れる渡り廊下にさせていただきました。 |
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